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サイエンティスト・トーク「理想のトマトをどうつくる、どこまでできる?」

江面浩氏
ゲノム編集技術を使って開発した高GABAトマト

スーパーには、たくさんの野菜や果物が売られています。大きくて形が良いだけでなく、味の良さや栄養価の高さをアピールしているものも見かけます。でも、その作物は、最初からその姿だったわけではありません。人類が長い年月をかけて品種改良を重ねた結果、人工的につくり出されたものなのです。

このサイエンティスト・トークでは、トマトを例に、これまでの品種改良の歴史を振り返りつつ、未来の品種改良を担うと期待されている「ゲノム編集」という新技術を紹介します。ゲノム編集技術の利点を生かせば、優れた農作物を効率よくつくれると期待されています。

一方で、考えなければいけないこともあります。例えば、ゲノム編集技術でつくられた農作物は、これまでの遺伝子組み換え作物に対するルールでは対処しにくいといった側面もあるのです。新しい技術を社会で受け入れるには、その技術の特徴を、専門家だけでなく市民も理解して、社会全体でその使い方を決めていく必要があります。

みなさんの理想の野菜はなんですか?どんな野菜を食べたいですか?このイベントでは、研究者から直接話をうかがうだけでなく、皆さんの疑問を研究者に投げかけることができます。会場のほかの参加者とも意見を共有しながら、みんなで私たちの未来の野菜について考えていきましょう。

講師紹介

江面 浩 (えづら ひろし)氏
(筑波大学生命環境系 教授/つくば機能植物イノベーション研究センター・センター長/遺伝子実験センター・センター長)

経歴
1982年 筑波大学第二学群生物学類卒業、1993年北海道大学で博士(農学)を取得。茨城県園芸試験場、茨城県農業総合センター生物工学研究所、筑波大学農林学系、遺伝子実験センターなどを経て、2017年より現職。
主にトマトなど重要果菜類を対象に、次世代遺伝資源の開発、それら次世代遺伝資源を活用した重要育種形質(日持ち性、単為結果性、高糖性、機能性物質蓄積など)発現の分子機構の解明、得られた知見を活用した分子育種技術の開発及び社会実装を目指した産学連携研究、近年では開発された高付加価値作物のAI・ロボットを活用した次世代栽培技術(サイバニックス化温室)の開発、などに従事。

企画・ファシリテーション: 毛利 亮子(日本科学未来館 科学コミュニケーター)

開催日時
8月27日(日) 14:30~16:00
開催場所
日本科学未来館 5階 コ・スタジオ
対象
どなたでも参加可能(内容は中学生以上向け)
定員
40名程度、満員の場合は立ち見も可能です
参加費
入館料のみ
参加方法
事前予約不要、直接会場までお越しください
主催
日本科学未来館
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)
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