見えるはずのない模様が見える、あるはずの物が消える――。

メディアラボ第17期展示「数理の国の錯視研究所」では、こうした不条理で奇妙な錯視の世界を、数学を使って解明しようとしている研究者の作品を紹介しています。

人の目をあざむく錯視を、数学という道具で解明する研究のおもしろさを、不思議な錯視の世界を生み出す数学のチカラを、感じてみませんか?

講師にお迎えする杉原厚吉先生の作品は、形の情報が光に乗って目に届くまでの仕組みを、幾何学という数理的構造を手がかりにすることによって実現したものです。

研究者が何を見て、どう考えることで錯視の謎に迫っていくのか。どうやって不思議な錯視を想像し、作品を創造していくのか、数学のもつ大きな可能性、数学のチカラを一緒に感じましょう。

ゲストスピーカー

杉原厚吉 の写真

杉原厚吉

明治大学先端数理科学インスティテュート/特任教授

企画・ファシリテーション

片平 圭貴 の写真

片平 圭貴

日本科学未来館 科学コミュニケーター

開催日時
2017年5月13日(土) 14:30~15:30
開催場所
日本科学未来館 5階 コ・スタジオ
定員
40名程度
参加費
入館料のみ
主催
日本科学未来館
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)