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サイエンティスト・トーク 「カイコが起こす蚕業革命!遺伝子組換えカイコがつむぐ未来」

カイコの幼虫(提供:農業生物資源研究所)
遺伝子組換えカイコによってつくられた蛍光繭(提供:農業生物資源研究所)
冨田秀一郎氏

みなさんは、カイコのことをどのくらい知っているでしょうか?
小学校で飼った経験がある人もいるかもしれません。

幼虫の時はせっせと桑を食べて繭を作り、成虫になっても飛べない虫、カイコ。

繭から紡いだ絹糸(シルク)は、高級織物として現在も重宝されています。カイコと人が築いてきた養蚕の歴史は5000年以上におよび、長い年月のなかでカイコの品種改良が重ねられました。近年では、日本の養蚕業の衰退とともに、カイコの存在も私たちの生活から遠ざかってしまいました。その一方で、カイコはいま、再び大きな注目を集めています。

シルクの利用は、絹織物に留まりません。シルク成分のタンパク質を原料にした、人工血管などの医療用素材や化粧品素材が開発され、電子部品への応用も期待されています。そして、絹糸や原料としてのシルクの価値を、さらに高めるために導入されたのが遺伝子組換え技術です。

カイコの遺伝子組換え技術は、農業生物資源研究所が主体となって、2000年に確立されました。講師の冨田秀一郎氏は、遺伝子組換えカイコの開発や飼育体制の構築など、実用化へ向けた研究に取り組んでいます。

一般の養蚕農家における大量飼育、産業化を見据え、2014年には拡散防止措置をとらない、隔離環境での遺伝子組換えカイコの飼育試験が始まりました。遺伝子組換え動物としては国内初の事例です。
そこで、本イベントでは、遺伝子組換えカイコの可能性と、実用化に向けた動向について、冨田氏よりお話を伺います。



講師

冨田秀一郎氏
農業生物資源研究所 遺伝子組換えカイコ研究開発ユニット主任研究員

企画・ファシリテーター: 堀川晃菜(日本科学未来館 科学コミュニケーター)

開催日時
2015年3月14日(土) 14:30~15:30
開催場所
日本科学未来館 3階 実験工房
定員
40名(会場内)
参加費
入館料のみ
参加方法
イベント開始15分前開場、受付なしの自由入場です。
※整理券などの対応はいたしません。
※聴講希望者が多数の場合は、先着順に列に並んでお待ちいただくことがあります。また、会場内の定員数を増やすことがあります。
※撮影した写真やビデオを、展示記録や広報などの目的で使用する場合があります。 予め、ご了承ください。
主催
日本科学未来館
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)
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