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デザイン×科学「生命マテリアル会議」 ~"伝える"という視点から

生命科学者のプレゼンテーションを、公開でブラッシュアップするイベントです。日本分子生物学会とのコラボレーションによって、10月31日(木)・11月1日(金)の2回シリーズで開催します。
本イベントで行うのは3つのこと。
1.第一線で活躍する6名の生命科学者がプレゼンテーションを行います。
2.プレゼンテーションを、もっと"伝える"ものに、その場で参加者と共にブラッシュアップします。
3.開催後、プレゼンテーションのデザインに、デザイナーとしてご協力いただける方を募集します。

生命科学者が眺める世界は、問いにあふれています。本イベントでは、それぞれの問いを入り口に、生命現象を記述しようとミクロな分子を日々追いかける、個性豊かな科学者がプレゼンテーションを行います。
生命をデザインの素材としてとらえ、伝えたい科学者と、伝える方法をもつ参加者が対話する。それによって、いま伝えるべき新しい生命観を明らかにしていきます。
生命科学の最先端を知りたい方、科学を"伝える"ことにご興味をお持ちの方のご参加をお待ちしています。

※本イベント終了後、12月6日(金)、第36回日本分子生物学会年会にて行われる公開プレゼンテーションで、プレゼンテーションの完成形を公開し、ビデオ収録したものをその後も展開します。

出演者/プレゼンテーションテーマ(ご登壇順)

<10月31日(木)>
・黒田公美氏(独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター)
「親と子~絆はどのように育まれるのか」

・高井 研氏(独立行政法人海洋研究開発機構)
「極限・宇宙生物学~生命の起源はどこにあるのか」

・大隅典子氏(東北大学)
「脳のカタチと働き~心は分子でどこまで理解できるか」

<11月1日(金)>
・芦苅基行氏(名古屋大学)
「イネの分子育種~科学で食糧を増産できるか」

・永井健治氏(大阪大学)
「少数性生物学~タンパク質分子に個性はあるのか」

・吉崎悟朗氏(東京海洋大学)
「未来の養殖~サバからマグロは生まれるか」

出演者プロフィール

黒田公美氏
黒田公美氏

黒田公美(くろだ・くみ)氏
京大理学部では物理系だったがインド亜大陸を旅行するうち医学部(阪大)に転向。精神科研修医時代に親子関係の生涯にわたる影響に衝撃を受け、親子関係の脳科学を志す。McGill大学ポスドク後、理化学研究所 脳センター 特別研究員、2008年より現職。下の子が小さいため家でも親子関係にまみれており、生活にまったくゆとりがないのが今の悩み。「親子関係は脳科学では競争が少なく、自分の子育て経験も生かせる穴場的テーマです。若い研究者歓迎です!」


高井研氏
高井研氏

高井 研(たかい・けん)氏
京都大学大学院農学研究科修了後、日本学術振興会博士特別研究員、科学技術振興事業団科学技術特別研究員、米国パシフィックノースウエスト国立研究所環境微生物学部門博士研究員を経て独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)で『微生物ハンター、深海に行く』(イーストプレス)やら『なぜ地球に生命は生まれたか』(幻冬舎新書)をしてきた。現在JAMSTEC、JAXA、東工大ELSIで5つのポジションを兼任しており、論文の所属欄が膨大な分量になって、もはやなにがなんだかわからない状態になりつつある。一応主所属はJAMSTEC海洋・極限環境生物圏領域プログラムディレクター。


大隅典子氏
大隅典子氏

大隅典子(おおすみ・のりこ)氏
鎌倉生まれ、逗子育ち。東京医科歯科大学歯学部に入学後、やはり基礎研究をせんと顔面発生分野の研究室にて大学院博士課程を修了後、1989年より同大学助手。1996年より国立精神神経センター(当時)神経研究所室長を経て、1998年より現職。脳の発生発達、その異常としての精神疾患病態メカニズムの研究に従事。サイドプロジェクトとして科学コミュニケーションの推進にも携わる。東北大学サイエンス・エンジェルのゴッドマザー。最近はお茶のお稽古に行けず、HOTヨガで日頃のストレス解消。


芦苅基行氏
芦苅基行氏

芦苅基行(あしかり・もとゆき)氏
高校時代、アフリカの食糧問題を知り農業分野を志す。イネの遺伝育種学を学んでいた大学院時代、つくばの農業生物資源研究所を中心に進められていた「国際イネゲノムプロジェクト」に懇願して参加、イネの分子生物学を学ぶ。学位取得後、2000年名古屋大学・生物機能開発利用研究センター助手、2003年同助教授、2004年同准教授、2007年から同教授。研究ネタは圃場にありを信条とする。分子生物学的な実験のスピードはもう学生に及ばないが、田植え、交配、収穫等の農作業のスピードはまだ学生を圧倒している。夏は農作業で真っ黒。


永井健治氏
永井健治氏

永井健治(ながい・たけはる)氏
大阪府門真市育ち。小学校の頃は歴史的建造物の造形に興味があり、一人で古都をママチャリで巡る一方、校内工作大会では3年連続受賞するほどモノづくりが好きであった。中学ではバイクに興味を持ち工業高校に進学しようとするも挫折し普通科へ。高校時代に読んだ本がきっかけでバイオテクノロジーの面白さに目覚めたが、勉強がからっきしできず、宅浪&放浪の旅の末、筑波大学生物学類へ進学。卒研は両生類の初期発生、修士ではX線顕微鏡、博士ではマウスの神経発生、ポスドクではGFPテクノロジーと目まぐるしく研究テーマを変えた。2001年からJSTさきがけ研究で「光らない蛍光タンパク質」を作る研究に没頭して超過酷な「虎の穴」生活を経験。その苦行を乗り越え2005年に北海道大学教授、2012年からは大阪大学教授。得意技は「酒に溺れながらの科学談義」。先を見通さず今を生きることをモットーとする。座右の銘は「自我作古」。


吉崎悟朗氏
吉崎悟朗氏

吉崎悟朗(よしざき・ごろう)氏
鎌倉の海のそばで育ち、魚について学ぶことを夢見て、東京水産大学(現東京海洋大学)に進む。大学3年生まではひたすら釣りに明け暮れる。卒業研究で研究の楽しさに目覚め、山梨県の山奥にある大学附属の養殖研究施設に6年間こもって研究に没頭する。1993年から米国テキサス工科大学で研究員を行うが、砂漠の中の水のない生活に疲れ、1995年に東京水産大学助手となる。2012年から東京海洋大学教授。専門は魚類の発生工学であるが、目指していることはあくまでも世界の魚を守ること。


開催日時
[第1回]2013年10月31日(木) 19:00~21:00(18:30~開場)
[第2回]2013年11月1日(金) 19:00~21:00(18:30~開場)
開催場所
日本科学未来館 7階 みらいCANホール
対象
科学を"伝える"ことにご興味、ご関心をお持ちの方はぜひご参加ください。生命科学の第一線を知りたい方も大歓迎です。
定員
100名
参加費
無料
参加方法
当日参加
主催
日本科学未来館
共催
日本分子生物学会
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)
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