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サイエンティスト・トーク「ヒマワリからスーパー植物へ~遺伝子組換え植物で汚染土壌からセシウムをひっこぬく~」

アダムス英里氏

震災復興の大きな要である放射能除染。福島や周辺地域でヒマワリによる放射性セシウムの除去が試されたことは、記憶に残っているのではないでしょうか。しかし、ヒマワリには十分な除染効果が認められず、他にも表土を削り取るなどの対策も進められていますが、大量の汚染土の処理問題などを抱えています。

そこで、いま研究が進められているのが遺伝子組換え技術を用いた「スーパー植物」です。アダムス英里氏のグループは、植物が "カリウムにそっくりなセシウム"を植物の細胞表面にあるカリウム輸送体で取り込むことに注目。植物がセシウムを吸収するメカニズムを解析し、カリウム輸送体の遺伝子を改変することで、放射性セシウムを高効率で吸収できる植物をつくろうとしています。本イベントでは、アダムス氏と共に、基礎研究から見えてきた事実、そして実現化に向けた課題について語り合います。

「スーパー植物で除染ができたら、その土地の農作物を食べるか」、「除染のために、遺伝子組換え植物を一般の農地で使うことを受け入れるか」。被災地の生産者の方々だけでなく、農作物の消費者となる私たちの問題として、遺伝子組換え植物による農業復興を、一緒に考えてみませんか? あなたのご意見をぜひお聞かせ下さい。

講師
アダムス 英里 氏 (理化学研究所環境資源科学研究センター特別研究員)

講師略歴
2003年国際基督教大学卒業、2007年イギリスUniversity of East AngliaよりPh.D.を取得。同年より2011年までカナダUniversity of AlbertaでのPostdoctoral Fellowを経て、現在は理化学研究所環境資源科学研究センター(旧植物科学センター)の研究員として植物によるカリウムおよびセシウムの取り込み等に関する研究に携わる。

企画・ファシリテーション: 堀川 晃菜 (日本科学未来館 科学コミュニケーター)


ライブ配信について
本イベントはUstreamでライブ中継を行います。

USTREAM: LIVE_Miraikan

開催日時
2013年6月1日(土) 14:30~15:30
開催場所
日本科学未来館 3階 実験工房
定員
45名
参加費
入館料のみ
参加方法
事前申し込み不要。直接会場受付にお越し下さい。
※撮影した写真やビデオを、展示記録や広報などの目的で使用する場合があります。
主催
日本科学未来館
協力
理化学研究所 環境資源科学研究センター
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)
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